ご家庭用に香炉をお求めの際に必要なのに忘れやすいものをご紹介します。
- ピンセット
- 小さいスプーン
- 金属か陶器の器(灰入れ)
この他にも炭やロウソクやライターとそれらを収納する小さな器があると便利です。
11月2日(月)~11月3日(火)に前橋教会の新しい聖堂の成聖式が執り行われました。
木村は行けませんでしたが大変準備がよく、東京大主教区の比較的若い世代の神父さん達がしっかりてきぱきと働いてくれたおかげでスムーズに成聖式がおこなわれたとのことです。これはとても喜ばしい話です。東京大主教区・両毛地区の教会全体にとって記念すべきできごとです。
私も近いうちに訪ねてみたいです。幾年も!
11時から14時までだそうです。
本日(2015/10/18)、木村は横浜教会に行ってまいりました。
横浜教会は初めてです。横浜駅から市営地下鉄ブルーライン「三沢下町」駅から歩いて行きますと見えてきました。
本日は堂祭で、生神女庇護祭が祝われました。聖体礼儀に引き続き、敬老祝賀会のお祝いもありましたので、本日は参祷者が多い様子でした。
聖体礼儀に引き続き、本日は敬老祝賀会ということでお祈りの最後に「幾年も」が歌われお祈りが締めくくられ、参祷者全員で記念撮影をしました。
横浜教会のイコノスタスの右側と聖堂中央の生神女庇護のイコンを撮影させていただきました。またブログ掲載の許可をいただきました。
生神女庇護祭というのは10世紀にコンスタンティノープルがイスラム軍から攻められているときに、皆で聖堂で祈っていると、聖堂内で生神女の幻が現れ、イスラム軍から救われたという奇蹟を記憶する祭りです。
参考:http://www.sutv.zaq.ne.jp/osaka-orthodox/icon/poklov.htm
この「庇護」、「オモフォル」という語は創世記の冒頭で「神の霊が水のおもてをおおっていた」という箇所の「おおう」と同じ意味で、英語では cover* ですが、本来のギリシャ語では親鳥が卵を温めているというような意味でニコライ・中井訳では「覆育」(ふいく)と書かれています。
(*NKJVでは «the Spirit of God was hovering over the face of the waters» となっています)。
聖体礼儀の終了後は、敬老祝賀会がありました。開会の祈祷「天にいます」を歌い食べ物やビール、ワインなどが振る舞われました。聖堂建立80年目の節目ということもありベテラン信徒の方々から様々な思いが語られ、最後に「常にさいわい」で閉会となりました。
横浜教会の歴史は明治11年にさかのぼりますが、聖堂が建立されたのは昭和10年と比較的あとになってからでした。それまでは講義所や会堂での伝道がおこなわれていましたが日露戦争、ロシア革命、関東大震災などの災難に見舞われ何度も場所を変えてきたそうです。旧聖堂が昭和10年に建てられましたがすぐに太平洋戦争に突入しキリスト教にとっては困難の多い時代を乗り越え、1980年に現在の場所に新しく現聖堂が建立されました。
最後に神父さんとの記念撮影です。